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クリニック通信

  • 公開済み: 2021年09月27日
  • 作成者: slca-kobe

223回「ノストラダムスの大予言って信じてました?」

こんにちは! 柴田エイジングケア・美容クリニックの柴田です。あっという間に夏が過ぎて、秋らしくなってきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか? 思えば、オリンピック開催の頃はコロナの感染者が急増してオリンピック開催が危ぶまれるなどの状況が発生し、今でも緊急事態宣言が出ていますが、本当に一時はどうなる事か…と思いました。しかし、この通信を書いている現在では感染者数は減少傾向にあり、9月末には緊急事態宣言を解除するのではないかという事のようです。私は医療従事者ですので、わりと早い時期にワクチンは2回接種を完了したのですが、皆様はいかがでしょうか? 政府の発表によると、9月20日の時点でワクチン2回接種を完了した人が55%と半数を超えているようですので、感染者数の減少や、感染しても重篤化する確率が随分減った事はやはりワクチンの効果が出てきたんだな…と思います。勿論、最終的には個人の判断という事になりますが、私はまだ接種されてない方にはやはり接種をお勧め致します。 さて、そんなコロナに翻弄される状況ではあるのですが、やるべき事はやっていかねば…という事で、先月に引き続き自動血糖測定器の実験に明け暮れました。先月号のクリニック通信では、自動血糖測定器を試してみたら異常に高い血糖値が出てびっくりしたけど、点滴中のビタミンCに自動血糖測定器のセンサーが反応したためのようだった…というところまでお話したと思います。その後、センサーが故障していてはいけないという事で、メーカーの人が代わりのセンサーを送ってきてくれました。そこで、新しいセンサーを反対の腕につけて、2つのセンサーを比較してみる事にしたんです。両方の腕に自動血糖測定器をつけたまま生活するのって、コロナ禍で外出を控えたり、人とあまり会わない環境だから良かったようなものの、他人が見ると「あの人何してるの?」って感じに見えたかもしれません…(^_^)。何か食べる度に両方の腕のセンサーで血糖値を測るのはちょっと面倒でしたが、実験のためなので仕方あるまい…。2つのセンサーで測った血糖値を比べてみると、多少の差はありましたが10mg/dl以内だったので、センサーは壊れていなかったようです。 そこで食べたり飲んだりする度に血糖値を測り、食べた物に含まれる糖の量を計算して入力してみると、いろいろな事が分かってきました。まず、私が以前から昼食代わりに飲んでいたドリンクヨーグルトや、最近飲み出した野菜ジュースなんかは結構な量の糖が含まれていて、血糖値も上がり易かったんです。最近の野菜ジュースは美味しくなったので、「砂糖不使用」と書いてあっても何らかの糖は結構含まれている事が多いんですね。食物繊維が多いので健康にいいだろうと思って飲み出したのに、危ない危ない。やはり横着せずに野菜は生野菜を食べた方がいいようです。それからヨーグルトも無糖のものでないと結構糖が多く含まれています。ケーキなどのお菓子よりはよっぽどましですが、慌てて無糖のものに変えました。私が普段飲んでいる飲み物の中では成分無調整の豆乳が一番含まれている糖が少なく、血糖値も上がりにくかったです。そして何か食べる前に豆乳や豆乳に無糖の青汁を混ぜたものを飲むと血糖値が上がりにくい事も分かりました。食物繊維や蛋白質、大豆イソフラボンなどを先に摂ると血糖値が上がりにくいというのは本当ですね。その他、ヨーグルトやコーヒー・牛乳・緑茶なども血糖値を上げにくくするようです。また、普段は甘いものはあまり食べないんですが、お中元にお菓子をいただいたのでそれを食べて血糖値を測ってみると、空腹時より食後に食べた方が血糖値が上がりにくい事が分かりました。食後にデザートを食べるというのは理にかなっていた訳ですね。ただ、甘い物を食後に食べた後は、普段なら食後1~2時間で下がる血糖値が、下がるのに3~4時間かかりました。やはり甘いものはよろしくないようで…。 しかし、待てよ…。どうも食後の血糖値が高い。それほど糖質の多い食事をしている訳でもないのに、160mg/dlを超える事もあるではないか。食後血糖値が140mg/dlを超えたら糖尿病予備軍、160mg/dlを超えたら糖化も進みやすく要注意と言われているのに…。センサーって高めに出るのかな? ちょうどセンサーを余分に送ってきてくれたので、健康オタクでこういう事に興味津々の友人Mにもセンサーをつけてもらい、試しに同じものを食べて血糖値を測ってもらいました。すると…ガーーーン!!! 私の血糖値は150 mg/dlを超えたのに、Mは120 mg/dlにしか上がってないではないか! 何回か実験してみましたが、毎回同じような感じです。そして糖質量と血糖値の上昇を計算してみると、糖質 1g で食後のピーク血糖値が正常では1mg/dl 上昇し、糖尿病では3mg/dl上昇するらしいんですが、私の血糖値は糖質 1gで2~3mg/dl上昇しているではないか! えーっ、私って隠れ糖尿病やったん?! こんなに痩せたのに? こらあかん。なんとかせねば…。そこで、1日1食より2食の方が夜の血糖値が上がりにくい事も分かったので、取りあえず16時間ファスティングを緩くして12時間か14時間で何か食べるようにしました。16時間開けようとすると、その後忙しくなって結局夜までほとんど何も食べないという事も多かったので、それはまずいかなと思って…。そして、痩せると同時に筋力もおそらく落ちてしまったのも血糖値が上がり易い原因だと思い、筋トレをしてプロテインを飲む事にしました。Mが「筋トレしたら血糖値ってすぐ下がるよ」と言うので、食後にお菓子を食べる実験の時に筋トレをしたんですが血糖値はなかなか下がらなかったので、これは筋力不足のせいだと思った訳です。そうこうしているうちにセンサーの期限が切れてしまったので、筋トレの結果は確認できなかったんですが…。 そんな時に糖尿病内科に進んだ卓球部の後輩と話す機会があったのでこの話をすると、センサーの測定値は20~30mg/dlくらいはすぐにずれるので、同時に血液で血糖値を測って補正しない限り絶対値はそう気にする事はないとの事で、ちょっとほっとしました。センサーの方が低めに出る事が多いと聞いてまたちょっと心配になりましたが…。次回の実験では実際の血液での血糖値と比較してみよう。でも何を食べたら血糖値が上がり易く、どういう食べ方をしたら上がりにくいかなどの傾向は分かるので、やっぱり便利な器械だとは思います。 ちなみに、先月号では食品の血糖値を上げ易さを示す「GI値」のお話をしましたが、最近では一般的な量の炭水化物を摂った時の血糖値の上がり方を数値化した「GL値」の方がより実用的と言われているようです。GI値は、食品に含まれる炭水化物の量が50gになるまで食べた後の血糖値の上がり方を示すのに対し、GL値は食品ごとに一般的に摂っている量での血糖値の上がり方を示すためです。例えば白米は135gで炭水化物量が50gになりますが、いちごの炭水化物量は100gあたり9gなので炭水化物量50gはいちご550g(約37粒)に当り、いちごのGI値は37粒食べた時の血糖値の上がりやすさを表すので、現実的ではないという訳です。野菜や果物はGI値が高くてもGL値は低いので、参考にしてみてくださいね。   ところで、プロテインを探している時に「BCAA」というものを見つけました。BCAAとはBranched Chain Amino Acid(分岐鎖アミノ酸)の略称で、バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類の必須アミノ酸が含まれるものです。BCAAは激しい運動による筋肉の分解を抑制する効果があり、疲労感を減少させる効果もあるとの事だったので、早速買って飲んでみました。すると、今まで筋トレの回数を増やすと筋肉痛や疲労が残ってなかなか回数を増やせなかったんですが、BCAAを飲みだしてからはそれがなくなって筋トレの回数を増やす事ができたんです! 最近流行っている「脳活」のサプリメントの成分も必須アミノ酸なので、そっちにもちょっと期待できるかな?と思い、続けようと思っています。経過はまたお知らせしますね。 最初にコロナのワクチンの接種を私は個人的にお勧めします…と書きましたが、勿論、最終的には自分の体に責任を持つのは自分なので、リスクとの比較で接種しないという結論を出した方を批判するつもりはありません。ただ、そのように接種をしないと決めた人がいる事は理解できる話なのですが、接種をしないという理由についてはどうしても理解できないものが実際にあるのです。例えば、「今回のワクチンは注射液の中に特殊な物質が混入されており、国民の思考をコントロールしようとしている政府の陰謀である…」という類のトンデモ説です。単にこのような陰謀説が出る事そのものは、SFチックですし昔からよくある事なんでしょうけど、どうやら実際に一部の人はそれを信じてしまい、ワクチンを接種しない理由としてトンデモ説を挙げる人が結構いるのだとか…。(実際に私の周りにも、この政府陰謀説ではないですが、科学的根拠が全くないトンデモ説を信じている人がいました…。ちょっと驚いたのですが、もう諌めるような気にもなりませんでしたが…。) これって、私が小学生くらいの時に多くの友達が「ノストラダムスの大予言」を信じていましたが、それに近いものなんでしょうかね? あの頃は1997年になると地球は滅亡するのだと思っていたので(あぁ懐かしい…(^_^;)、その年が近づく事に憂鬱な気持ちになっていました。(一方で小さい時は時が経つのは今よりずっと遅かったので、1997年なんて全然先の話ではありましたが…。)この手のトンデモ説って実は本当に沢山あって、もう生活の中に浸透してしまっていて、疑った方が変人扱いされるという事も沢山ありますよね。つい最近も日経ビジネスのWEBサイトでこのような記事を見ました。「米ピュー・リサーチ・センターが2015年11月に明らかにした調査で、ほぼ6割が進化論派になった。2004年11月に米CBSテレビが行った世論調査では、回答者の55%が「創造論」を信じていると答えていたのだ。だが過去10年で急速に進化論を信じる人が増え、形勢が逆転したのだ」…ええ!? マジですか? ITや科学の超先進国のアメリカでも、これが現実なんですよね。創造論は神が人間を造ったという考え方で、進化論は人間は生物の進化の歴史の中で誕生したという考え方です。これらについてはキリスト教の価値観などもあるので、これ以上言うべき事ではないと思いますが、私はやっぱり科学的な根拠をもって行動を起こすべきだと思うタイプです。そういう意味でも、このセンサーを用いた数値に基づく治療や指導というメニューを作っていくという事には、情熱を持って取り組んでいけるんでしょうね…。 最後に突然話が変わって恐縮ですが、前回患者様から「美容はしないんですか?」と聞かれた時に考えたのですが、そう言えば確かに最近は、通信にも美容系の事はあまり書かずにアンチエイジングの話題の方が多かったな…と思いました。そこで今回の最新情報は美容系にしよう…と思ったものの、何にしようかな? やはり秋なので美白もしないと…と思って、以前美STで話題になっていたので試してみたミルクピールを、もう一度自分で試してみました。(ピーリング系の施術は夏にできない事はないですが、やはり日差しが強い時期に行ってトラブルが起こるとシミの原因になったりしますので、日差しが弱くなってから行った方がリスクが少ないですからね…。)ミルクピールとは「グリコール酸」「乳酸」「サリチル酸」の3種類の酸を独自の割合で配合した薬剤を使用した治療で、ダウンタイムが少なく小ジワ・くすみを改善し、お肌にツヤと輝きが生まれるというピーリングです。以前試した時はそれ程感動した記憶はなかったんですが、今回はくすみも取れてモチモチ弾力のあるお肌になった気がしました。うんうん。これは我ながらなかなか満足です…(^_^)。以前試した時はいろいろ問題が起きた時期で、もっと疲れていたからかもしれません。やっぱりお肌の調子って体調に凄く左右されますよね。これからのアンチエイジングはやはり内側と外側両方からのアプローチが必要で、美と健康は切り離せないと再確認した次第です。今後もそのような治療を考えていきますので、宜しくお願い致します!

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