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クリニック通信

  • 公開済み: 2020年05月27日
  • 作成者: slca-kobe

第207回「こんな時こそ不要不急のおしゃべりを…」

こんにちは! 柴田エイジングケア・美容クリニックの柴田です。コロナウィルスの感染拡大の勢いがやっと少し弱まってきて、全国規模の緊急事態宣言は解除されましたね。しかしまだまだ油断はできません。緊急事態宣言が出ていた1ヶ月半、皆様はいかがお過ごしでしたか? 私はと言えば…おとなしく引きこもっていたらめちゃ運動不足になってきたので、筋トレをしたり散歩をしたり…そしてオンライン飲み会にも挑戦してみました。自粛の間、何が一番きついかと言うと「外食ができない」と「人と会えない」の2つに集約されるのではないでしょうか? 経済の打撃も、結局つまるところは「外食しない」「人と合わない」事によって直接的・間接的に影響が出てしまっているのではないかと思います。政府は「不要不急の外出を避けるように」と言っていますが、考えてみれば現代の社会生活って、不要不急な事ばかりで成り立っているんだな…と改めて思い知らされます。まぁ、そうは言っても自粛はせざるを得ない訳ですが、人間のすごい所は、一旦仕方がない…と諦めると、今度はその状況を利用して新しいサービスや事象が生まれてくるという事です。 みなさんは「zoom飲み会」って聞いたことあります? zoomというのはインターネットを使った会議システムなんですけど、それを使って自宅からオンラインで参加して飲み会をするというのがzoom飲み会です。若者の間ではかなり流行っているらしい。私はちょうどオンライン診療を始めてzoomを入れたところだったので、興味本位もあり、ラインのグループチャットで中学の同級生8人に声をかけてみました。ところが…やはりよる年波には勝てずと言うか、、ITの壁は年と共にどんどん高くなってしまうのか、私の年代になるとラインでグループを作成しているというだけでもIT化されてる方なんでしょうね。8人のうち1人は音信不通、1人は職場でコロナ疑いの人がいるので自室にこもっているという事で不参加(よく考えると理由としては意味不明…自室でこもってる方がオンライン飲みしやすいんちゃうの?)、もう1人はPC音痴でハナから「無理!無理!」と拒絶…。という事で、5人で始めようとしたんですが1人は急用が入ってキャンセルになり、1人はzoomの使い方が分からないと…。ラインで散々説明したんですが参加できず、結局3人になってしまいました。「できるかな~」と不安げな同級生達でしたが、初めてのオンライン飲み会はなんとか映像も音声も繋がって成功! 一回繋がってしまうと、「オンラインで飲み会ができるなんて…」と彼女らはいたく感動で、多いに盛り上がりました。 zoom飲み会は初めての体験でしたが、オンラインでお酒もあても別々だと、好みが分かって面白いですね。参加者の同級生の1人はイタリアに100回以上行ってるイタリア狂なので、勿論お酒はイタリアワインで、あてはカプレーゼ。私はビールで、あてには行きつけだったレストランが始めたピッツアとバーニャカウダのデリバリーを試してみました。もう1人はあてなしでいきなり日本酒! こりゃ本物の酒豪だねぇ…。「プヤ(中学時代の私のあだ名)の食べてるピッツア、美味しそうね~。どこの?」「Ociaっていうイタリアンが始めたデリバリー」「へ~、あそこピッツアあったんだね」「最近始めたみたい」…と情報交換も。でもオンライン飲み会だと、「ちょっとちょうだい」っていうのができないので、それは残念ですが…。その日は久しぶりの飲み会だったのでみんな結構お酒が進み、「オンライン飲みだとすぐ寝れるからいいよね~」と夜更かししてしまいました…(^_^)。私の小さな頃を思えばこんなのってSF漫画に出てくる世界なんですが、現実になるんですねぇ。SFと言えば、宇宙戦艦ヤマトも沖田艦長の席の前にはあんなに大きなスクリーンがあるんだから、あれで地球防衛隊の仲間とたまにはオンライン飲み会すれば良かったのにね。地球の危機なのに隊員はなぜか全員日本人だったから、言葉の問題はないし…きっと大いに盛り上がった事でしょう。 1回成功したので味を占めて、次の週は北海道にいる大学の後輩と20年ぶりの飲み会。後輩は出身が北海道なので、卒後地元に戻って精神科医をしています。昔何回か遊びに行って一緒に小樽や積丹に行ったり、私の父も一緒に行った時は3人でお鮨を食べ、父がゴルフの話をしていた事などを覚えてくれていました。オンラインだと全国どことでもできるのでいいですね。「わ~、しばんちゃ(大学時代の私のあだ名)久しぶり~!」すぐそこにいるみたいに映像も音声もクリアです。さらにパソコンを2台使ったりもできるので、彼女はもう1台のパソコンでうちのホームページを見て「へ~、しばんちゃすごいね~! クリニックいい感じだよね~」と、クリニック通信なども見ながら話が弾みました。「Y枝変われへんね~」と言うと、「子供が小さいからね~。ママ友が若いから、若作りしてるの~。でもしばんちゃも変わんないよ~!」ちょっとキャピった話し方も昔のままです。そう言えば彼女の学年はうちの大学で初めて女子が30人近く入った年で、当時の医大の女子学生は真面目でおとなしい子が多かったのにその学年だけキャピキャピしてて、JJのモデルをしてた子なんかもいて話題になった学年でした。 しかしその時代も今は昔。この年になると、飲み会でもエイジングに関する話題が結構出ます。膝が痛いとか目が見えにくいとか、コロナで美容院に行けないから白髪染めが大変だとか…。「何かいい方法ない?」と聞かれたので、ナチュラルホルモン補充療法を勧めてみました。早速中学の同級生1人がクリニックに来る事に。このナチュラルホルモン補充療法ですが、勿論メニュー化する前に自分でも試してみました。その実験結果をちょっとご紹介しますね。まずはホルモン検査です。加齢によって減少する重要なホルモンには、女性ホルモン・男性ホルモンの他に、甲状腺ホルモンやDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)、松果体ホルモン(メラトニン)などがあります。DHEAというのは副腎皮質で産生される抗ストレスホルモンで、約50種類のホルモンに進化する「ホルモンの母(マザー・ホルモン)」と言われ、近年エイジングケア医療で最も注目されています。以前は性ホルモンの前躯体としてしか認識されていませんでしたが、40歳を過ぎると急激に減少し、85歳になるとなんと最盛期の5%に激減する事が判明したため、老化との関与が盛んに研究されるようになりました。現在ではDHEAには、免疫力賦活作用、抗ストレス作用、細胞再生能活性化作用、色素沈着改善作用、筋肉増強作用、記憶力・記銘力改善作用、性機能改善作用、抗欝・抗精神作用など様々な作用がある事が分り、ホルモン補充療法の中心的存在として脚光を浴びています。最初は15年ほど前、男性の長寿の指標として報告されましたが、後に女性でも認知症の予防に効くという報告がされました。ちょうどその頃抗加齢医学会でその発表を聴き、私もDHEAを飲み始めたんです。その時はこんなにいろいろな効果があるホルモンだとは分かっていませんでしたが、飲んでてよかった! 私はこの年になるまで老眼がほとんどなかったんですが、今から考えるとプラセンタ点滴とDHEAのお蔭だと思います。 しかし、実際に検査をしてみると…この年なんで女性ホルモンが少ないのは当たり前ですし、甲状腺ホルモンも最適値より低いのは予想していましたが、DHEAまでもが…最適値が1500~2500なのに、測定値は526とめちゃ低いではないか!! え~っ、10年以上DHEA飲んでたのに~?? そんなアホな。しかも、ストレスの指標となるホルモン「コルチゾール」の値は最適値が6以下なのに、倍以上の12.5もあるではないか! DHEAは抗ストレスホルモンと言われ、コルチゾールとのバランスが大切で、DHEAをコルチゾールで割った値の最適値は100~200なんですが、私は最適値の半分以下の42でした。ガーン!! ホルモン補充療法に詳しい先生にその話をすると「DHEAの品質にもよるんじゃないですか? メーカーによって効果は結構違うみたいですよ」と、1ヶ月も飲むとたいてい測定値が最適値まで上がるというDHEAのメーカーを教えてくれました。早速取り寄せたんですが、到着に1か月位かかるんだとか。仕方がないので今飲んでるDHEAの量を増やしてみました。しかし実際に患者様の測定を始めると、50代以降ではDHEAの測定値は100位の人が多く、中には50を切る人も。それを考えると500以上あるのはこの年にしてはましなんですね。リジュランカクテルなどの注射の効果が出やすくもちも良かったのは、プラセンタ点滴だけではなくDHEAのお蔭もあったのかもしれません。やっぱりずっとDHEA飲んでて良かった。DHEAの量を増やすと、1か月後には測定値は819まで上がりました。コルチゾールも6.6まで下がって最適値まであと1歩! ホルモンの値は検査ではっきり分かるので、薬の量を調節しやすいですね。その後教えてもらったメーカーのDHEAが届いたのでそちらに変更。次の検査が楽しみです(^^)。 さて、次は甲状腺ホルモンの実験です。私は昔から冷え性で平熱も35℃位だったので、甲状腺ホルモンは少ないだろうと思っていましたが、やはり測定値は最適値の半分以下。甲状腺ホルモンは意外と早く手に入ったので早速開始したところ、1週間程で体調が良くなってきました。私は以前から疲れやすく、ここ数年は毎週のプラセンタ点滴でなんとかもっている…という状態でした。2~3年前からは朝起きると体中が痛くて、冬中酷い風邪をひいていて、去年膝を傷めてからは運動不足で筋力低下も著しく、ずっと寝る暇もなかったので不眠知らずだったのが半年前位からは夜中に何回も目が覚めるようになっていました。それがホルモン補充療法を始めて10日程で久しぶりに目覚めが良く、「今日は体調がいい!」と思えたんです。この冬からビタミンDは飲んでいたので風邪はましでしたが、プラセンタ点滴とDHEA、甲状腺ホルモン、そして後でご紹介するメラトニン(松果体ホルモン)の相乗効果だと思います。以前はよくしんどくなって点滴にしょっちゅう消炎鎮痛剤を入れてたんですが、それも入れなくてよくなりました。筋トレもたまにする程度だったのが毎日できるようになり、ほとんど出歩いていないのに体重も減ってきました。私の美容体重は48.6㎏ですが、年々痩せにくくなって少し食べ過ぎると49㎏を超えてしまう事が多かったんですが、ホルモン補充療法を始めてからは47㎏台になり、甲状腺ホルモンを少し増やしてみると46㎏台に。これは中年太りに効く!と確信しました。そして、10年以上続いていた酷い便秘が改善! これもびっくりです。甲状腺ホルモンと併用する方が良いCoQ10とビタミンEを併用したりDHEAを増やしたせいもあるのか、抜け毛も減ってシワシワだった手の甲もスベスベになってきました! しかしあまり痩せすぎてもいけないと思い、今は甲状腺ホルモンの量を調節しています。 最後にメラトニンの実験結果をご紹介。メラトニンは睡眠の質を決めるホルモンで、不眠に効果絶大と言われています。時差ボケにも効果があり、他にも免疫力を高めたり強い抗酸化作用があって、睡眠の質が向上する事で若返りに重要な成長ホルモンの分泌も改善するとの事。メラトニンは30歳前後から急激に減り、通常50代以上では10代の1/6以下になるので、最近の不眠はメラトニン不足に違いない…と思い、取り寄せて試してみました。適量は0.5mg~10mg/日と極めて個人差が大きいので、まずは1㎎から。いまいち実感がなかったので2㎎にした途端、夜中に目が覚める回数が減り、翌朝目覚めが良くて体調がすごく良くなったんです! それまでしばらく休んでいた筋トレを再開できたほど。しかし調子に乗って3㎎を試してみると、翌朝は起きにくくてだるい…。こんなに差があるもんなのか、と驚きました。そしてもう1種類、3㎎の長時間作用型というメラトニンも試してみる事に。メラトニンは通常寝つきを良くするので、朝まで効果を持続させるのが長時間作用型という事なんですが、3㎎でも効き過ぎたので、長時間作用型は半錠の1.5mgにしてみました。しかしそれでも翌日は昼まで寝てしまったので次は1/4錠の0.75mgにしてみましたが、翌日やはり起きられず、長時間作用型の使用は諦めました。私には2㎎が合っているようです。こんな感じで試行錯誤は必要ですが、すぐに効果が出るので分かりやすいですね。 …と実験結果のご紹介がついつい長くなってしまいましたが、まだまだ油断できないコロナウィルスに対抗できる免疫力をつけるには、プラセンタ点滴とサプリメント併用のナチュラルホルモン補充療法がお勧めだと思います。なんだか宣伝のようになってしまいましたが、実験結果のご報告という事で…。ご興味のある方はお問い合わせくださいね。どうしても年をとるとホルモンのバランスが崩れてきますし、それは外部から補充して調整するのが手っ取り早くて効果的なのですが、せっかく調整しても心の問題でまたバランスを崩しては意味がありません。そのためにはやっぱり気の合う仲間とおしゃべりして、ストレス発散するっていうのが一番のようです。人間って結局、不要不急と言うか、どうでもいい事を肴におしゃべりするっていうのが必要なんですよねぇ。しかしこんなご時世ではありますので、オンライン飲み会を大いに活用されてはいかがでしょうか? 私は次回は3年前まで当院にアルバイトに来ていた東京のIT系企業勤務の韓流B君と、去年まで正社員で働いていて、その後独立開業した中国のK君とオンライン飲みの予定です。K君は大阪で火鍋と麻辣麺のお店を開いたんですが、勿論コロナでえらい事に…。でもくじけずデリバリーや持ち帰りで踏ん張り、今度は元町に出店したいとの事。そういう若者も支援しつつ、いろいろな方のお役に立てるように切磋琢磨していく所存ですので、今後とも宜しくお願い致します!

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