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クリニック通信

  • 公開済み: 2020年01月30日
  • 作成者: slca-kobe

第203回「関西マンハッタン計画」

こんにちは! 柴田エイジングケア・美容クリニックの柴田です。寒い日が続きますが、皆様風邪などひかれていませんか? 私はと言えば…ここ数年、年末年始は決まって酷い風邪をひき、去年なんか年始から1週間ほど寝込んで大変だったんですが、今年は風邪やインフルエンザの予防に効果的と言われているビタミンD3を試してみたところ、まだ一度も酷い風邪をひいていないんです! 風邪をひきかけてもプラセンタ点滴をすれば1日で復活しています。勿論、今年はたまたま…という事も十分に考えられますが、何やら得した気分。ビタミンD3は高価なものでもないので、ご興味のある方はぜひお声がけください。 それはともかく、やっぱり元気でないと何もできませんよね! 年末はお蔭様で、底冷えする京都で行われた京大再生医科学研究所のT先生主催の忘年会に呼んでいただいて、出席する事ができました。T先生は還暦を迎えられてもますますエネルギッシュで、300人も集まる忘年会は名刺交換会となり、いろいろな分野の人と知り合いになれて有意義な時間を過ごす事ができました。いろいろな分野の先生や会社の人達も、アンチエイジングには興味津々。「先生も何かされてるんですか?? お若いですね~」と、ちょっとちやほやされていい気分。やっぱり若さを保つことは大切ですね~。いや、しかし…このT先生って本当にお若くて、この年でここまで元気で大丈夫なの?って逆に心配になるくらいなんです。そういう話をすると昔からある命題にまた行き着いてしまうのですが、「見た目が若いから体が元気になるのか? そもそも体が元気だから若く見えるのか?」です。ちょっと失礼な言い方をさせてもらうと、昔は元気なおっさん…(おっとこれは失礼ですね…アッパーミドルと呼びましょう)は「脂ギッシュなオッサン」って相場が決まっていました。つまり、50歳を超えても元気なアッパーミドルの方って昔からいたんですが、どうもギラギラした感じの助平なおっさんで、腹出て頭も薄くなってるのに無駄にすっぽんドリンクなんか飲んで、スナックで昔の武勇伝を披露してる…(その癖、家に帰ると奥さんに頭上がらずヘコヘコしてる)ってイメージありません?(もうなんか失礼を通り超して殺されそうな勢いですね…やばいかな?(^_^;))…ところが最近はこれがすっかり様変わりしてしまって「元気なアッパーミドル」は「すごく爽やかで、はつらつとしている」感じになってきたんですよね。この数年での変化は明らかじゃないでしょうか? これは何もオジサマだけに言える現象ではなく、昔は勉強のできる男子学生って牛乳瓶の底のようなメガネかけててダサダサ…って相場が決まってたのに、最近の京大生とか東大生の中には韓国スターもびっくりのイケメンも多くなりましたよね。私の出身校である京都府立医科大学も最近の後輩学生に会うとその豹変ぶりに本当にびっくりします。昔はこんな男子学生って絶対いなかったよなぁ…と羨ましいやら憎たらしいやら…。つまり私があえて新しい学説を発表させていただくと、「見た目が若いから元気になるのか? そもそも元気なので若く見えるのか?」ではなく、「元気な人は見た目を若く維持しようと努力するし、見た目が若く維持されれば、元気もさらに出てくる」んですね。「なんだ…あたりまえじゃん!」って思われるかもしれませんが、そうでもないんですよねぇ。なぜかと言うと、「男性にとって見た目の若さを維持する」って方法がいろいろできてきたのは最近の話であって、昔はそんな事を気にしている余裕がなかったですし、その前に寿命が来てしまっていた訳です。逆に言うと寿命が長くなった事と世の中が平和になった事が重なって「男性でも若さを維持したい」という需要が高まり、その手法が次々に開発されてきたという事だと思うんです。だって昔は男性用化粧品とかスキンケア製品なんてなかったですもんね。…って事で、日本でも往年のリチャード・ギアやハリソン・フォードみたいな「セクシーなアッパーミドル」の男性が登場してくる日も近いでしょう…(^_^)。 私もそんな素敵なアッパーミドルのT先生に刺激され、新しいチャレンジをしなければ…と、東京まで首のスレッドリフトを受けに行ってきました。スレッドリフトでは結構有名と言われているT先生(上記の京大の先生ではないT先生)のクリニックへ。以前頬のスレッドリフトを教えていただいた、とてもいい先生です。今回は面が割れているので、残念ながら潜入調査ではありませんが…。急にお願いしたにも拘らず、T先生は診療後の遅い時間に予約を入れてくださいました。「首の中央の細かい縦ジワが気になるんですけど…スレッドリフトで改善できますか?」と聞くと、T先生は「首ですか…。首の糸は時々しますけど、だいたいHIFU(超音波)とかでハリを出して、まだ足りない時にするんですがね…。先生はなかなか東京に来られないでしょうし、してみますか?」「はい、お願いします!」私が勉強のために来ているのも察していただいたようです。棘の付いた糸の両端に針が付いた「両端針」というものを首の中央から両端に向けて刺入します。T先生は糸の通り道全部に麻酔すると引っかかりが悪くなるから、と部分的にしか麻酔をされない事もあり、結構痛くて「いて、いて!」を連発しながらなんとか終了。皮膚をつまみながら浅いところに入れると血管や神経は心配ないとの事で、術中鏡で見せていただきました。抗生剤と痛み止めをいただき、「遅くまでありがとうございました!」とクリニックを後にしたのですが…。 だがしかし…術後もかなり痛い。いつものグルメもあまり楽しめず、そのうち引いて来るだろう…と思ってたんですが、夜中になっても全然痛みが引きません。痛み止めを何回も飲んでも眠れないくらい痛くて、こんなに痛いのは人生で初めてです。おまけに首を動かしたり力を入れたりすると痛いので、寝起きが大変。仰向けに寝ているとまっすぐには起きられず、横を向いてから「いて、いて!」を連発しないと起きられないんですよねぇ。右側が特に引きつれていて痛く、3日たっても夜中に何回も目が覚めるくらい痛いので「こんなに痛いもんなんでしょうか?」とT先生に聞いてみると「感染さえ伴わなければ、通常一週間以内には落ち着いてくるかと存じます。念のためにあと5日間ほど抗生剤と消炎鎮痛剤の内服お続けください」との事。しかし内服を続けたにも拘らず、一向に痛みは引きません。皮膚が引きつれているから痛いのかな…と思って麻酔を貼って糸による引き上げを少し戻したら若干ましにはなったんですが、3週間近くたっても寝起きが不自由で、マッサージにも行けない状態が続きました。しかも引きつれも目立つので、T先生に写真を送って何かいい方法がないか聞いたところ、「右側の上下2本の引きつれが目立ちますね。大変失礼いたしました。局所麻酔下に糸を緩めると同時に少量のヒアルロン酸を注入するとコグの引っ掛かりが緩みますので、おいでいただければ施術いたします」との事。東京に行ける日までまだ2週間ほどあったので、自分でも麻酔をしてヒアルロン酸を注入してみました。しかし首の皮膚は薄く、糸が非常に浅いところに入っているのでなかなか滑らかにはなりません。 再度T先生に相談してみると、「右側の糸は抜いて、non-cogの糸(棘の付いていない糸)を10~20本ほど入れようと思います。ついでにウルトラフォーマー3もやっておきましょう」との事。「棘の付いた糸は一度入れるとなかなか抜けないと以前知り合いの美容外科の先生に聞いた事があるのですが、どのようにして抜かれるのですか?」と聞くと、「メッシュ構造ではなくコグも小型なので、中央を切断して外側端を把持して引き抜けばおそらく抵抗なく摘出可能です。コグの順方向(棘が閉じている側の方向)に引けば抜けると思います」という事だったのでお願いする事にし、再度東京に向かいました。 T先生のクリニックはいつも予約がいっぱいなので、診療時間外の朝早くに診ていただけるとの事で、早朝にクリニックへ…。まずクリーム麻酔を塗ってから麻酔の注射です。麻酔の注射は針の刺入部は痛かったんですが、鈍針を使って進めると全然痛くない事が分かりました。そして中央の糸の刺入部と側面の糸の端を切開し、糸を探します。しばらくして「ありました!」とT先生。首の中央の糸を切断し、外側に引っ張ると糸が抜けました! 途中で試しに逆方向に引っ張ると棘が引っかかって全然動きません。なるほど、順方向に引っ張らないと抜けないんだ。糸の棘って1mmもないくらいなんですが、たいしたもんだなぁ…と感心。本当にいい勉強になりました。その後丁寧に傷を縫ってもらい、棘のない細い糸を何本も挿入。引きつれの原因は引っ張りすぎた事で、脂肪の多い人は引きつれにくいが脂肪が少ないと引きつれやすいんだとか。皮膚がタルタルで薄いとやはり引きつれやすいようです。T先生はなんと手術は全て無料で、顔のたるみ治療と、手の甲のシワに対するレーザーピーリングもサービスでしてくださいました! 施術料金位はお支払いしますと言っても取ってくださいません。T先生にはお手数をおかけして申し訳ありませんでしたが、やっぱり最初に先生の言う事を聞いてハリを出してからすべきだったんですね。当院でなら首はリジュランカクテルで皮膚にハリを出してから、スレッドリフトを行うべき…というところです。 手術の後は引きつれは綺麗になくなりました。後は傷が治るのを待つのみです。1か月痛くて不自由な生活でしたが、本当にいい経験になりました。治療は常にリスクも伴いますし、ハプニングが起こる事もあります。ハプニングが起きた時にリカバリーショットが打てる事、誠意を持ったフォローの大切さも勉強できて、T先生には感謝です。私と違ってお酒は全然飲まず、甘いものが大好きというT先生には、美味しいイチゴを贈らせていただきました(^^)。私も何か起きてもリカバリーショットが打てて、誠意ある対応ができるようにしなければ、と心した一件でした。 実はこのスレッドリフトって、たるみが気になっている女性の方には勿論お勧めなんですが、実はアッパーミドルの男性諸氏に、よりお勧めなんですよね。男性の皮膚は女性より厚くできています。そのため、皺ができる時も女性のようなちりめん皺ではなく、深い皺になりがち。しかもメイクをする事もないので、皮膚のたるみがダイレクトに顔に現れてしまいます。当院ではカクテル注射をはじめ注射によって皺やたるみの改善をお勧めする事が多いのですが、男性の深い皺ではそれも限界があります。…って事でやっぱり皮膚をギュっと引っ張るっていうのは誰が見ても分かる明確な効果となって現れます。まぁ手っ取り早いという言い方をするのは適切ではないかもしれませんが、普段メイクをしない男性の方が若返るには非常に効果的です。
そんな訳で皆様も旦那様を一度連れて来ていただいて、スレッドリフトの効果を確認していただいてはいかがでしょうか? 関西をリチャード・ギアのようなセクシーアッパーミドルで一杯にしてしまう計画って素敵じゃありません?(チャーリー浜じゃないですよ。リチャード・ギア…ね。)それにここだけの話、スレッドリフトってボトックスとかカクテル注射に比べて一般的ではないので、「初めてするのは怖い」って思われている方も多いと思います。なので、まずは旦那様で試してもらって効果を見てから自分も!!っていうのもありかもしれませんよね?(実験台にされる旦那様には申し訳ありませんが…。)名付けて「関西マンハッタン計画」。もう無理矢理感満載なんですが、関西をセクシーアッパーミドル男性で一杯にして、マンハッタンのような輝きのある街にしようという計画です。(実際のマンハッタンにそんな男性が沢山いるのかどうかはよく知らないのですが。まぁ絶対いるでしょう…。)そんな訳で、今後もハプニングが起こる事もあるとは思いますが、ひるまず新しい事にチャレンジしていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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